モニターを買い替えた

一ヶ月ほど前に自宅で使用しているモニターを買い替えた。これまでLGのウルトラワイドモニター49WQ95C-Wを使っていたのだけれど、半年くらい使ってみて自分には合ってない気がしたのである。

元々は画面サイズの大きさが気に入って使っていたものの、しばらくするとその大きさが煩わしくなってしまった。机が奥行き60cmしかなく、エルゴトロンのHX デスクモニターアームを使うと、前後の可動域がかなり制限されてしまったのは不便だった。

そういったせいなのか、明らかに目の疲れが以前にもましてひどくなった気がしたので、目が疲れないという観点からモニターを選ぶことにしたのである。

結論から言うと、EIZOのFlexScan EV2740X-BKを買うことにした。49WQ95C-Wを使うことで目が疲れる原因は何なのか考えた時に

と仮定してみた。これを元に問題を解消できそうなモニターを吟味した結果、FlexScan EV2740X-BKに行き着いたのである。

リフレッシュレートは60Hzと49WQ95C-Wと変わらないのだけど、メーカーとして目の疲れにフォーカスしているのはEIZOが一番な気がした。疲れ目対策のレポートを出しているあたりからもその取り組みが伝わってくる。 

自動調光機能やペーパーライクモードはとても気に入っていて、長時間モニターを見て作業しても目の疲れを感じなくなったのである。はじめはプラセボかなと思っていたけれど、導入して1ヶ月以上たった今も仕事終わりに目の疲れを感じることはなくなったので、改善されたと思っていい気がする。

自分にとっては輝度と左右に動く目線の移動が目の疲れに大きな影響を与えていた気がする。左右に視線が動くのは自分には合っていなかったし、知らず知らず明るすぎる設定をしていたんだと思う。ちなみに適切な輝度は画面の横に白い紙をおいて同じように見えるように調整するといいそうである。1

27inchというモニターサイズも狭いと感じることは殆どない。もちろん49WQ95C-Wからの移行なので、画面は圧倒的に小さくなったけれど、それでも特に困ることがないというのが現状である。むしろ、画面がスッキリした分、机のスペースに余裕ができて本などを広げやすくなり作業がしやすくなった。モニターアームも一つ小さいLXに変更することで前後の可動域が広くなり、モニターとの距離調整がしやすくなったのも大きい。なんとなく、画面サイズが増えると生産性が上がるかもと思っていたけれど、自分の場合はそうでもなかったようだ。まあそうです。

入れ替え後のデスク (縦向きにしてみている)

デスク

今の所、FlexScan EV2740X-BKに移行してみて、とても満足しているし、もし自分と同じように目の疲れを改善することを考えいる方がいればひとつ参考にしてみてもいいかもしれない。