読書メモ 米国最強経済学者にして2児の母が読み解く子どもの育て方ベスト

タイトル: 米国最強経済学者にして2児の母が読み解く子どもの育て方ベスト
著者: エミリー・オスター、堀内 久美子
日付: 2022-10-20

先月、第二子が誕生して、子育てについて考えるいい機会だと思い読んでみた。 子育ては想像以上にコントロールすることが難しいが、それでも親は子育ての選択肢を知り、自主的に選択をすることが大事であると伝える。本書の目的は、そのためのデータ・考え方を提供すること。

以下、気になった・参考になった点

他にも大小あれど子育てに関する面白いデータが掲載されており、目次を見て気になる箇所だけでも読んでみるといい気がする。個人的にはこれまでの育児についてデータを通して見てもそれなりに悪くないと思えただけでも読む価値はあったと思う。

しかし、オリジナルタイトルがCribsheet: A Data-Driven Guide to Better, More Relaxed Parenting, from Birth to Preschoolなのに対して、和書タイトルが米国最強経済学者にして2児の母が読み解く子どもの育て方ベストなのはいただけない。せっかくいい本なのに、紹介するのが恥ずかしくなるタイトルになっているので、そのあたり出版社は理解した方がいいと思う。


  1. 母親の睡眠不足になるデメリットの方が大きそう。これは母子同室で入院した奥さんも同様のことを話していた。 ↩︎

  2. https://www.mhlw.go.jp/bunya/kodomo/sids.html ↩︎

  3. 単語数と語彙の増加速度に最も影響を与えるのは親が本を読み聞かせたかどうか。絵本の読み聞かせ大事。 ↩︎

  4. 現時点ではスマートフォンの使用やYouTubeなどの動画コンテンツは極力与えないようにしている。使用時間を自己管理するのが難しいのと、自分自身が長時間使って罪悪感を感じるものを子どもに与えることに負い目を感じるから。 ↩︎